学名:Tagetes erecta(アフリカンマリーゴールド),Tagetes patula(フレンチマリーゴールド)、メキシカン・マリーゴールド(Tagetes
tenuifolia)
別名:サンショウギク(山椒菊),センジュギク(千寿菊),マンジュギク(万寿菊),クジャクソウ(孔雀草),コウオウソウ(紅黄草)
花期:春〜秋
マリーゴールドには種類があり、菊科タゲテス属のアフリカン・マリーゴールド、フレンチ・マリーゴールド、メキシカン・マリーゴールドなどがある。春から秋にかけて、家庭でも多く栽培されている、ポピュラーな花である。原産地はメキシコであるが、アメリカ、インドなどで多く栽培されている。Marigoldは、聖母マリアの金という意味である。
アフリカン・マリーゴールドは、クリーム・黄・オレンジ色が主で、フレンチ・マリーゴールドには橙色がある。ほうれん草やキャベツなどの緑黄野菜や果物に多く含まれるが、卵黄の黄色もルテインである。
花の色の成分は、ルテイン(Lutein)、ゼアキサンチン (zeaxanthin)であるが、カロテノイドの末端に酸素が含まれるキサントフィル
(xanthophyll) で、マリーゴールド色素はルテインの脂肪酸エステルである。ルテインとゼアキサンチンは、6員環の二重結合の位置が違うだけである。
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ゼアキサンチン (zeaxanthin)
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橙色のように赤みを帯びてくるのは、アントシアニンを含むためであるが、マリーゴールではオレンジ色の花に多くのカロテノイドが含まれている。
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