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トウガラシ色素 (Paprika colour)

オレンジカラー100(Y)、オレンジカラー150R、オレンジカラー150Y、オレンジカラー75 WS

 

 トウガラシの果実から得られた、カプサンチン類を主成分とするものをいう。
  橙〜赤色を呈する。

 ナス科トウガラシ
Capsicumannuum LINNE)の果実より、熱時油脂で抽出して得られたもの、室温時〜微温時ヘキサンまたはエチルアルコールで抽出して得られたもの、温時加圧下に二酸化炭素で抽出して得られたもの、またはこれらより、温時加圧下に二  酸化炭素で辛味成分を除去したものである。
 主色素はカロチノイド系のカプサンチン類である。

別名:カプシカム色素、パプリカ色素, Paprika oleoresin
簡略名:カロチノイド、カロチノイド色素、パプリカ色素、カロテノイド、カロテノイド色素

【食品への表示例】
トウガラシ色素、カプシカム色素、着色料(カロチノイド)、カロチノイド色素、着色料(カロテノイド)、カロテノイド色素
   


トウガラシ色素溶液

   

オレンジカラー180(T)
水溶液(添加量0.01%)

     
     


パプリカ色素(カプサンチン)の化学構造


 

  

パプリカ


学名:Capsicum annuum cv.
 別名:カラーピーマン
 花期:夏

 実の色が,緑,赤,白,オレンジ,紫,黄,黒などカラフルなので従来はカラーピーマンと呼ばれていました。最近はスーパーなどでもよく見かける大型のものはオランダ産で,オランダ・パプリカと呼ばれるものです。
 学名から見れば,これはトウガラシ(唐辛子)やピーマンと同じで,品種が違うのです。ピーマンやパプリカは辛みがないトウガラシということですが,パプリカは肉厚で柔らかく甘みがあるのが特徴です。生やサッと火を通して食べます。
 ちなみに,香辛料のパプリカは,ピーマンの一品種の熟して赤くなったものを乾燥させて粉末にしたものです。


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