クチナシ赤色素
(Gardenia red)
キリヤスレッド GR-NL、キリヤスレッド GR-N
クチナシの果実から得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンパク質分解物の混合物にβ-グルコシダーゼを添加して得られたものをいう。
赤色を呈する。
アカネ科クチナシ
(
Gardenia augusta
MERRILL var.grandiflora HORT.)の果実より、微温時水で抽出して得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンバパク質分解物の混合物に、β-グルコシダーゼを添加した後、分離して得られたものである。
簡略名:クチナシ、クチナシ色素
【食品への表示例】
クチナシ赤色素、着色料(クチナシ)、クチナシ色素
クチナシ赤色素溶液
キリヤスレッドGR-NL
酢酸緩衝液(pH4)(添加量0.12%)
クチナシの花
クチナシの実
クチナシの花
クチナシの実
学名:Gardenia jasminoides
花期:初夏
秋のキンモクセイ(金木犀),早春のジンチョウゲ(沈丁花)と初夏のクチナシ(梔)が,香りのよい花木の代表選手でしょう。
実は黄色の色素を持つので栗きんとんなどの色付けに使われたり,薬用としても使われます。碁盤の足のことを“くちなし”というのは,その形が似ているからだということです。
天然色素一覧表
ベニコウジ色素
ベニバナ赤色素