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カキ色素 (Japanese persimmon colour)

 

 

 カキの果実から得られた、フラボノイドを主成分とするものをいう。

 カキノキ科カキ
Diospyros kaki THUNB.)の果実を発酵後、焙焼したものより、温時含水エタノールで抽出して得られたもの、または温時弱アルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。
 主色素はフラボノイドである。
 赤褐色を呈する。

簡略名:果実色素、フラボノイド、フラボノイド色素
  


カキ色素溶液

   

カキ色素
クエン酸緩衝液(pH7)(添加量0.05%)

     
      


フラボノイドの主骨格



 

カキの花

  

カキの実

学名:Diospyros kaki
花期:晩春〜初夏

 柿の実には、カロチンやリコペンなどのカロチノイドが多く含まれている。
 カキの実の赤いのは、リコペンによる。
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