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   ポルフィリンの生合成経路
 

 

 
ポルフィリン

 クロロフィルとヘムは、いずれもポルフィリン化合物であるので、その合成は途中までは同じ経路です。
 アミノ酸であるグルタミン酸から出発して、ピロール環ができ、4個縮合します。スピルリナに含まれる青色のフィコシアニンや赤色のフィコエリトリンは、ポルフィリン環が開いた構造の色素ですから、この段階でできたものでしょう。
 その後、閉環してポルフィリン環ができ、クロロフィルやヘムになります。

ポルフィリンの生合成ルート

クロロフィル

ヘム

       

   
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